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TOM CLANSY'S GHOST RECON  WILDLANDS


 毎週土曜日、YouTubeの東映特撮公式チャンネルで「仮面ライダーBLACK」が2話ずつ公開されています。
 今週公開になった17・18話ですが、18話に岡元次郎さん(BLACKの中の人、最近だとキンタロスとかネガ電王とかの中の人)の若かりし頃の顔出し出演があってビックリでした。
 次郎さん(今は結構イイカンジのオッサンですが)まぁイケメン。(南光太郎役のてつをには負けますが。)

 BLACKとRXは、私にとって、昭和・平成の全ライダーを通して、恐らくは「最も好きな仮面ライダー」になります。
 ライダーとしての見た目、行動、シナリオ展開(RXまで含めて)、OP/EDの良さ(OPのボーカルはアレですが曲と歌詞は最高)、ドレをとっても秀逸です。
 もちろん、どの仮面ライダー(公式)も好きですが、一番を決めろと言われたら、RX、続いてBLACKですね。


 なので土曜日の夜中、11時半過ぎくらいになると、酒(最近は主に自作ハイボール)と適当なおつまみを用意し、PS4の前に陣取って、1時間、仮面ライダーBLACKを観るのが最高の楽しみになっていたりします。
 嗚呼、駄目な大人の典型。


 えーと、結局のところ、「イース8」の売り切れ状態が解消されていません。ウチの近所のGEOを探した限り、ですが。

 なので、DL版の「ポータルナイツ」と、パッケ版の「ゴーストリコン・ワイルドランズ」を買いました、とさ。


 
ちょっとボリビア行ってくる

 現在、ボリビア旅行中です。

 いきなりボリビア中央部ど真ん中辺にヘリで降ろされ、「後は御勝手に」と放置されたので、アサルトライフルとスナイパーライフルをメインウェポンにして暴れています。

 ボリビア、いいですね。
 なんていうか、大自然がいっぱい。まさに「ワイルドランズ」です。

 風景が森林一辺倒かと思いきや、大きな湖もあるし、ウユニ塩湖(まだ到達していないけれど)もあるしで、結構バリエーション豊富だったりします。


 ゲームとしては、もう完全な「UBIゲー」です。UBIのゲームを少しでもプレイしたことがある人ならお解りかと思いますが、だだっ広いフィールドに放置されて、繰り返し様々なミッションをチマチマと潰して徐々に先に進んでいく、アレです。
 これが嫌い!って人にはどうしようもないんですけれど、余り苦にならないとか、そういう作業の繰り返しが達成感を感じるとか、そういうのが好きな人にとっては、もう超秀逸!ってくらいにデキが素晴らしいゲームになっています。

 麻薬(コカイン)組織(超巨大カルテル)の「サンタ・ブランカ(SB)」がボリビア全土を掌握。
 プレイヤーは、ブラジル等の南米、メキシコ等の中米のみならず、カナダも含んだ北米大陸にまで麻薬をバラ撒いている「悪の組織」を壊滅させるため、米政府(米軍)に所属はしているものの、「存在していない」とされている超特殊部隊「ゴースト」のリーダーとなって、仲間3名と共に、ボリビアに赴く…ってところからストーリーが始まります。
 ゴーストチームは、反サンタ・ブランカ勢力である「反乱軍」を徐々に味方にしながら、麻薬組織「サンタ・ブランカ」を壊滅させるため、「サンタ・ブランカ」と、政府軍(一応)である「ユニダッド」と戦っていきます。

 プレイフィールはまさに「ちょっとボリビア行ってくる」という感覚。
 大自然の中、南米の国で、米特殊部隊となる。でも、ヘリや飛行機、様々なクルマで、この“ワイルドランズ”を縦横無尽に駆け回るという、この「旅行している感」は、異常な程にプレイヤーを世界に引き込んでいきます。


良い点

 「ゴーストリコン・ワイルドランズ」の良い点ってのは、次の各所。
  1. ストーリーが重厚かつ、プレイヤーに特別感を感じさせる内容。
  2. シングルプレイでも、マルチプレイでも、どちらでも楽しめるしっかりした作り。
  3. 銃火器が大好きな人にとって最高の「ガンスミス」システム。
  4. とにかく広く、そこそこ変化に富んだ美しいフィールド。もちろんファストトラベルあり。
  5. 4勢力(事実上、2.5勢力か)がガチンコ対決している、ある程度重厚感のあるシナリオ。
  6. 攻略順番はほぼ完全にプレイヤー次第。プレイヤーの数だけシナリオ(の展開順)がある。
  7. 味方が優秀過ぎる。

悪い点

 これはもうどうにかしろ、って点。
  1. ユニダッド(ボリビアの政府軍(一応)で、現在はサンタ・ブランカの犬状態)がウザ過ぎる。
  2. 乗り物要請(反乱軍(味方)に乗り物を身近に運んでもらうシステム)が、クソ過ぎる。何処に出るか判ったものじゃない。
  3. …広すぎる、ってのも、ちょっとアレなんじゃ…。(悪い点に含んでいいのか迷うけれど。)
  4. 味方が優秀過ぎる。
  5. 基本、オンライン。(当然、ソロプレイ可能だから、余り問題にはならないが。)


味方が優秀過ぎる。

 良い点でも悪い点でも挙げていますが、味方3名(コードネームがそれぞれ、ミダス、ホルド、ウィーバーの、男性3名)が優秀過ぎます。
 ミダスは、口元をマフラー様で覆った中南米系のレンジャー。ホルドはオープニングでヘリの操縦席横に正面を向いて座っていた、技術系が得意なレンジャー。ウィーバーはチーム唯一の黒人で超秀才な特殊部隊兵。
 あ、一応、主人公はコードネーム「ノマド」。これは男性キャラにしても女性キャラにしても同じです。(私は男性キャラでプレイ中。)

 自分のチームは米軍や米政府からは公式に「そんな部隊の、そんな立場の人達は存在していない」とされている人ばかりなので、相当に修羅場をくぐって来た超優秀な兵士なのは間違いないのですが、プレイヤーに「オレの存在って……」と感じさせてしまうほどに、優秀です。

 このシリーズではお馴染み(みたい)ですが、SYNCシステムってのがあって、双眼鏡、スコープまたはドローンで敵をマーキングすると、そこに狙撃指示を出せるんですが、射線さえ通ってしまえば“絶対に狙撃を失敗することはない”のです。
 とは言え、狙撃できる距離はある程度限られており、400メートル弱くらいが限度っぽいのですけれど。それでも「絶対に外さない」のは凄すぎることです。

 プレイしてみると判りますが、FPSやTPSをプレイし慣れていて、エイム(狙い)が結構正確にキマる人ならば問題はないのでしょうが、私みたいにエイム力がゴミカスな人間だと、200メートル以上のエイムを外すことが結構ありますから、百発百中ってのがどれだけ凄いことか、と。

 敵拠点のそこそこ大型のところは、敵兵が20~25人くらいいるんですが、これを自分が一発も発砲することなく味方に狙撃させて全滅させられる場合もあったりするほど、です。(もちろん、そんな大型敵拠点はほとんど無いのですが。)

 敵は次のような時に「あ、俺達、なんか攻撃されてね?」って思うようですが、そうしないように指示を出し、まさに「ゴースト」のように敵を殲滅させるのが、チーム「ゴースト」の役割だったりします。
  • プレイヤーキャラ(味方除く)を視認した時。
  • 自らの周辺に着弾または自らの周辺を弾丸がかすめた時。
  • 仲間の死体を発見した時。
  • 視界の中で仲間が死んだ時。
  • 爆発音、発砲音を聞いた時。または警報音を聞いた時。

 良い方に解釈すれば、シングルプレイで、十分に「ゴースト」のロールプレイが出来るってことになります。プレイヤーは「シューター」ではなく、あくまでも「チームゴーストの指揮官」ですから。
 悪い方に解釈すれば、プレイヤーの存在感がゴーストになる、ってことです。

 まぁ、エイム失敗して敵スナイパーの頭上を弾丸がかすめると、あっという間にコチラを発見されたり、敵全体が攻撃に気付いてしまったりするので、「失敗が無い」というのは重要なファクターなんで、良い方に解釈はしていますけれどね。


最高の面白さかもしれない「ガンスミス」

 ガンスミスシステムは、ゲーム内で情報を得て自分用にゲットした銃(敵が落としたものを拾う場合は自分の物にはならないので要注意)を、パーツ、カラーリング、使い込み度の範囲まで細かく指定・設定ができる、という、銃火器大好きな人にとって最高のシステムかもしれません。

 登場する銃は原則実銃で、例外としてUBIゲーに登場した銃(例えばマスケット銃みたいなもの)も登場したりします。
 国際色豊かな銃火器が登場し、パーツを拾っていれば細かなカスタムもできるし、色も選べるし、かつ使い込んで行くとどんどん色がハゲたり傷が付いたりして使いこんでいる風になっていく(もちろんリセット可能)ので、好きな銃をゲットしたら、それをパワーアップさせるためにパーツを探す…というのも、ゲームを盛り上げる要素になっています。

 「銃火器のこと良く知らんもん」って人用に、ちゃんと「今持っているものより何が良くて何が悪いのかを比較できるグラフ」が表示されるので、そのグラフと使用フィーリングで選んでもOKです。

 メインウェポン、サブウェポン、ハンドガン、ボム、ドローン、全てにおいてプレイヤーの好みでカスタム可能。
 プレイヤーの見た目も、基本キャラこそいくつかのプリセットからの選択制なれど、服やそのカラーリング等はプレイヤー次第です。
 マルチで自慢も出来るし、シングルでも満足してプレイできるようなカスタムが色々と出来る。それが「ガンスミス」の良さですかね。


良くも悪くも「UBIゲー」だよ。

 UBIのゲームが嫌いな人にとっては「あぁ、またなのね。」というデキでしか無いはずです。
 しかし、UBIのゲームが嫌いではない、または好きだ、という人にとっては、恐らくは相当な時間泥棒になるゲームでしょう。
 マルチプレイで友人・フレンドと遊びたい、世界の誰かと遊びたいって人にも対応できるし、シングルプレイで誰にも干渉されずに遊ぶように設定しておくこともできます。
 ボイチャ可能なフレンドとのマルチが、最も難易度が下がった状態で遊べる仕様ですから、その場合はゲーム難易度を上げることで相当に厳しい展開にすることもできます。

 YouTuberの「2Bro.」さん(弟者さん、兄者さん、おついちさん)のマルチプレイ動画を観て戴ければ、マルチプレイの面白さと最高難易度の厳しさってのがわかるかもしれません。
 この人たちのプレイ動画は、製品版発売後にしばらくしてから追い掛けながら見て来ていて、今は次回の動画を楽しみに見ているってくらいに追い付いていますが、物凄くマルチプレイを楽しんでいますので、見ている方も楽しくなってしまう良動画です。


 銃火器への豊富な薀蓄もあるし、コダワリも強いし、それぞれのキャラクター(性格付け)特性も巧い具合にマッチしていて、実況がかなり面白いですね。


シングルプレイでどこまで行けるか?

 私は原則マルチプレイはしない派なので、シングルでどこまで楽しめるか?ってのが課題になっています。
 正直言って難易度は最低にしていますが、それでも結構歯ごたえのあるプレイが出来ています。ゲーム大好き、TPS大好きなんですが、エイム力は皆無という難儀なカラダになってしまったので、これがちょうど良いかな。

 酒飲んで酔った状態でプレイする場合もあるのですが、皆無エイム力が更に崩壊するという鬼仕様になるので、最低難易度でも私にとっては最高難易度状態になります。
 よくこれで4エリア目までこれたな…。

 目の前50メートルくらいの所にいる移動している敵兵、3点バーストのARで倒せないんだぜ、俺…orz